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ツアラーVが持つ最も美味しいチューニングポイント。
それはカム交換かも知れません。

vvt-iという魔法のデバイスを持つツアラーVは、皆さんの想像よりかなり大きなチューニングメリットを持っています。 ここではその特徴的なメリットを説明していくと共に、可変バルタイの特徴をうまく利用した、イマドキのカム交換の実際を説明していきたいと思います

現代でも最新ともてはやされる新機構が実は9年前から採用されていた。

vvt-i(連続可変バルブタイミング機構)は勿論あなたのツアラーVにはじめから付いています。その特徴は簡単に言えば低速重視型エンジンと高速重視型エンジンの良いとこ取りをアイドリング領域からトップエンドの7000rpmオーバーまで確実にキープする、固定バルブタイミングでは不可能な基本的特徴をもっています。最新のエンジンには必ずそなわるようになったこのシステムを、ツアラーVには9年前から採用、発売されていたのです。

システムは純正コンピューターが制御←(当然ですが)。
ですからその可変制御は純正CPのプログラム変更で自由自在←(あたりまえですが)。

しかし、ただでさえ解析の難しいトヨタ車CPの攻略はその解析度合に大きな差を生じさせ、実際その制御を物にしているのは数社しかありません。

実際の制御内容においても、ノーマルカムのままだった場合、その制御データ自体かなり良いところを突いていて。マイナス方向での脚色(低速域をワザと落して、高回転での伸びを演出・・みたいな)は出来たとしても。ノーマル以上に実益を出せる部分は実際ありません。

一方ハイカムの設定は現在HKSのみのリリース(商品名バルコンプラスVカムKIT)であり、こちらのカムシャフトを装着した場合には、逆にノーマルCPの制御データでは、その設計バルブタイミングを生かした内容とはならず、専用の制御データを与えてこそそのカムの性能を100%引き出す事ができ、その事実こそ一昔前のチューニングカーが羨んでも手に入れる事の出来ない美味しい部分なのです。

あのGTRすら羨むノーリスクチューンの実現

─ では、ハイカム交換で実際どこがどう変わるのでしょうか?

アミューズではさまざまな補記類(タービン、マフラー、インタークーラー他)の組み合わせの車両にカム交換を行ってきましたが、ピークパワー(5800rpm前後の出力差)で20ps、エンド出力(7000rpm時の出力差)では60psもの差をツアラーVは示します(注1)

通常これだけの高回転出力を向上させるカム交換を行った場合JZX90やJZA80前期は勿論、RB26DETTを誇るBNR34(すべて固定バルタイ車両)であっても低回転域のトルクの落ち込みが激しく、どこの回転域を優先させるかの2者択一に悩みます。ところがツアラーVのおいては、インテーク側カムの中心角60°の広角で位相させることが可能(これがvvt−i)な為、低速域を失うどころか、この状態の高回転パワーを維持したまま、低速域も同時に太らせてしまう事が可能なのです。ノーリスクと言う言葉がありますが、こと出力曲線的な話に限って言えばまさにノーリスクチューン。

GTRの現車セッティングも数多く手がけるアミューズですが、ことライトチューンの範囲に限った場合、この部分の性能はGTRですらかなわないなと日々感じています。

(注1)GT30 Proタービン+R1チタン装着車両、ブースト1.4kg/c

ハイテックROMで2重に美味しいハイカム制御

─ さて、最後に気になる、そして最大の問題かもしれない予算(お金)のお話。

HKSのツアラーV用カムシャフトを買おうとした場合、通常では、バルコンプラスVカムKIT(インテーク、エキゾーストカムが各1本ずつと、基本データ設定済みのコントロールユニット?の3点SET)か、バルコンプラスVカムKITプロ(インテークカム1本と任意のバルブタイミングに調整が可能なコントロールユニットの2点SET)に別途エキゾーストカムを購入するかの二通りの選択になってしまいます。前者は132,000円、後者はエキゾーストカム合わせて193,000円になります。

気持ちいいセッティングが出せるのは当然プロの方。19万円にタイミングベルトやテンショナーなどの子部品を合わせて207,600円。これに工賃65,000円(カムシャフト工賃50,000円、室内側コントロールユニット配線15,000円)が加わると計272,600円が必要になります。

さらにバルブタイミングを変更した場合エンジンの充填効率も大幅に変化するためCPセッティングも別途必要になりますから通常だとそれも含めて、500,000円を超える場合も多いと思います。金額だけを見るとちょっと「うっ」と思った人もいるかもしれませんが、HKSが可変バルタイシステムを持たないRB26用にこのシステムを組み込む事に成功しましたが、その恩恵にあずかるにはトータル1,000,000円はかかってしまう現実はあまりしられていないと思います。

それを思えば、ツアラーVオーナーはとっても美味しい機構が初めから付いている部分でまず美味しいな〜と思っても良いかもしれません。そしてタイトルから、ながながと引っ張ってしまいましたが、本題であるもう一つの美味しい部分。それはハイテックROMユーザーがHKSのVカムをつける場合、燃調セッティングまで含めてもトータル245,000千円で出来てしまうという事実。

これは、ハイテックROMならばバルコンプロのコントローラーは当然不要であり、その部分の部品代差額と、ユニットそのものの室内側配線工賃が不要になる部分が大きくあります。さらにセッティングが必項なカム交換の場合、ハイテックROMのリセッティング料金(通常80,000円)のなかに、その車両ごとの適正バルブタイミング調整を含んで(アミューズでの購入、取り付けのお客様に限らせていただきます)しまっている事実がこの金額差を生んでいます。

現在アミューズでは、タイミングベルトの交換時期を見越したカム交換やブーストアップの作業依頼がJZX100オーナーから非常に多く寄せられます。10万キロ以内には交換が必要なタイミングベルト交換はそれだけの為の出費でも50,000円前後はかかってしまいます。お金をかけても何も変わらない部品交換より、差額195,000円でVカム仕様になったほうが、美味しいよなーと思う方が多いのは当然だと思います。

Vプロがセッティングツールとなってしまう110のお客様の場合、若干金額が張りますが、それでも作業依頼を多くいただいています。JZX100、110共に遊びとしてのチューニングのワクワクが、カム交換にはあるんだな〜と、つくずく思う今日この頃です。

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